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農×福連携のいま
就労移行支援事業所を運営する民間企業で働く社会福祉士のブログ。農福連携の事例や、福祉の考え方などを発信します。

【農×福】29年度の農福連携の方向性
本当に大切な農福連携の「目的」とは、障がいのある人や高齢者もその特性を活かし、当たり前に農作業に従事し、美味しい野菜や果物を作り、農「業」の振興を支えるということ。
取組の事実を作ったことに終わる農福連携ではなく、「業」の振興につながる農福連携の在り方を追求する必要があるのです。

【農×福】 基礎調査から得られた農福連携の可能性
昨年度より、とある市から農福連携の推進に関するご相談をいただいており、今年度はそのスタート段階における基礎調査を実施しました。
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【農×福】農福連携をスタートしたある市での取組
とある市から、農福連携を推進したいというご相談をいただきました。
「とても大切なことだとは分かっているけれど、具体的にどう進めたらよいのか分からない」
様々な市町村の方から、同様のご相談をいただきます。

今が旬♪埼玉福興さんのたまねぎ「マッハ」
埼玉福興さんでは、オリーブのみならず、たまねぎや白菜を契約栽培で生産したり、ハウスで深谷ねぎの苗を栽培するなど、大規模な農業生産に取り組んでいます。
障害を持つ方々の就労を確保するために一から農業を始めましたが、農業技術の習得に当たっては地域の若手農家さんたちとのネットワークを育み、2代目3代目の農家さんたちと有機的につながりながら、安心して美味しく食べられる野菜の生産を実践してきました。

【農×福】オリーブの木々が見守るソーシャルファーム、埼玉福興株式会社
先日、埼玉県熊谷市にあるソーシャルファーム、埼玉福興株式会社さんを訪れました。28名の方々が共に生活を営むグループホームがあり、目の前には大きなオリーブの木々が、皆さんを見守るかのように佇むのどかな場所。ここで農業が始まったのは、約10年前のことだと、代表取締役の新井利昌さんは語ります。
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【農×福】農福連携のかたち
近年、農業の新たな可能性として、福祉分野と連携した「農福連携」が注目されています。担い手不足や耕作放棄地の増加など農業サイドの抱える課題と、就労や社会参加の場を必要とする福祉サイドの抱える課題との双方を解決できるという期待から、農林水産省は厚生労働省との連携のもと、福祉農園の開設や専門家派遣等、ソフト・ハードの両面からの先進事例創出と横展開を推進してきました。行政が主体となって連携を支援する動きも、全国的な広がりが見られるようになっています。
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