きみのゆめ農園

Saori Kanaya Private Blog

【発達障がい児の育児】言葉にはいろいろな解釈がある

次男独特の言葉の解釈には、いつも私の固定概念をひっくり返してくれる驚きがあります。

先日、おチビが生まれてはじめて「鼻血」を出したときのこと。
あわててティッシュで止血を行い、もう大丈夫かな―と思ったところで、次男にバトンタッチ。

「また出るかもしれないから、ちょっと見ててね!」

とお願いし、キッチンに戻りました。

すると、しばらく経ってから次男が-。

「ママー!結構出てるよー!」

おいおいおい!!!
鼻血が出てるなら、まずティッシュでしょ!!!

私の心の声は、そう叫んでいました。

しかし、次男の解釈は違います。
彼は大真面目で、「見ててね」と言われたから、「ちゃんと見て」いたんです。
ティッシュを持ってくるとか、汚れたところを拭くとか、そうした行動はありません。
案の定、おチビの鼻からは、鼻血がポタポタ…。

そこで「気が利かない」とか「空気が読めない」と怒られてしまうと、次男はとても傷つきます。
だから私も、絶対に怒らないで、笑い飛ばすようにしています。

「見ててくれたんだね!また鼻血出ちゃったねー!じゃあティッシュ持ってきてくれる?」

そこまで言ってはじめて、人が期待するような行動をとることができるんです。

残念ながら、学校など集団の環境の中では、なかなか先生がそこまで次男の分かりやすい言葉で指示を出すことはできません。
また、お友達同士の中でも、言葉の解釈が次男一人とその他大多数とで異なるために、トラブルになることもしばしばです。

その独特な感性は、見方を変えれば素敵な「個性」。
次男の発言に「なるほどね!」「そういう捉え方もあるよね!」と私はいつも感心します。

それなのに、場所が変われば、「個性」は「発達障がい」へと変わってしまう…。
「気が利かない子」「空気が読めない子」「集団行動ができない子」「トラブルが多い子」などの評価につながってしまうのです…。

本人のごく自然な行動や思考を、そのように否定されてしまっては、学校生活が嫌になるばかり。
だから、せめて家族などの安心できる環境の中では彼の個性を尊重してあげたいし、それと同時に「他の人はこんなふうに思うかもね」ということも伝えていかなければいけないと思っています。

日々の、次男独特の感性を拾っていく作業は、実はとっても楽しいこと。
「お風呂見てきて」と言えば、本当に「見て」きてくれたり(笑)。

今日も「宿題教えて」と言われたので、「えんぴつ出してちょっと待っててね」と返したところ、えんぴつをたった一本だけ出して私を待っていてくれました(笑)。
筆箱ごと出せばいいのに(笑)。

まったく、なんでこんなに可愛いのでしょうか(笑)。