きみのゆめ農園

Saori Kanaya Private Blog

【発達障がい児の育児】面倒くさいけど、かわいいヤツ♡

発達障がいの子の言語表現って、独特ですよね。
ひとことで言ったら、面倒くさい。
でも、すごくかわいくて、面白いんです!

この夏、友人家族と一緒に河口湖までバーベキューに出かけたときのこと。
友人は障がい福祉のキャリアが長い大先輩で、そのご主人も常識にはとらわれない少年の心を持った素敵な方。
最初は緊張するかもしれないけど、すぐに次男も打ち解けられるだろうと、全く心配はしていませんでした。

2台の車でそれぞれ別々に向かいましたが、合流ポイントのサービスエリアでは、ご主人からおいしい食べ物やその土地の地理のことを教えてもらい、ご主人のお人柄やスマートな会話に強烈に惹かれていった次男。
河口湖に着いてバーベキューをしている間も、ご主人のそばを離れずに、炭酸水の話(?)などに夢中になりながら絡み通していました。
そんな次男とフラットに接してくださるご主人も、私の友人も、本当にありがたい存在です。

楽しくて仕方がないバーベキュー。
盛り上がりも最高潮なとき、次男が発したひとことは、次の言葉でした。

「何時に帰るの???」

全員が、チーン…って感じです。

でも、違うんです!
私にはすぐに分かりました!
次男は、この場が楽しくて楽しくて仕方がなくて、帰りたくなかったからこそ、帰らなければいけない時間が気になってしまったのです。

私はすぐに言いました。
「帰りたくないんでしょー??」

そしたら、かわいく「うん」と。

こんなとき、周囲の誰にでも愛されるようなかわいいタイプの子どもだったら、
「楽しいなー♪もう帰りたくなーい♪」
と言えるのでしょう。
そんなふうに言える子どもだったら、親としては安心です。

しかし、次男は違います。
楽しい気持ち、大好きな気持ちを、なかなかマジョリティーが共感できる感覚で伝えることができません。
本人にとっては、とても損なことです。

それでも、私のひとことですべてを察してくださった友人とご主人には、感謝しかありませんでした。

世の中、そんな優しい大人たちばかりではないけれど、だからこそ一人でも多くの素敵な大人たちに出会わせてあげたいと思う毎日です。

ちなみに、後日談ですが-。
大好きなご主人が「高熱」が出て大変だったと友人から聞いたときのこと。
ものすごーく心配していた次男が発したセリフは、「大丈夫?」「ごはん食べれてる?」などではなく、「何度出たの?」でした。
仕方なく友人に、「次男がご主人のことをものすごく心配しているけど、何度まで熱が上がったのかが気になって仕方がないみたい」と伝えたところ、なんとも優しく「昨日は39~40度まで上がって、今は38度台で落ち着いてるよ」と返信が!
それを聞き、次男は「わかった」っと安心した様子でした。

もーっ!!めんどくさいっ!!
でもやっぱり、すごくかわいいヤツ。

発達性がい児の感性は、理解が難しいけれど、本人にとってはとってもストレート。
身近な大人がそれを理解し、どうすればより多くの人に気持ちが伝えられるのかをフィードバックすることで、自分の気持ちを少しずつ正確に伝えられるようになったらいいなと願う今日このごろです。