金谷さおりブログ きみのゆめ農園

Saori Kanaya Private Blog

阿部くん

【農林水産業コンサルタントの仕事】ガーベラ×人力車のPRイベント

農林水産業を専門としたコンサルティングの仕事は、農産物だけではなく、水産物、食肉、花きなど様々な分野に関わることができます。
地域の魅力と課題を知ることができ、その解決に向けて地域とともに取り組んでいく仕事は、ずっと私がやりたいと願い続けていた仕事でした。

上司も先輩も、地域に貢献するために常に専門性を磨いていて、そんな熱くて真っ直ぐな姿に私もたくさん学ばせてもらっています。



今でもとても心に残っている仕事の一つに、人力車とコラボレーションをしてガーベラのプロモーションを行う企画がありました。
日本一の大産地である浜松市のガーベラ。その素晴らしさを伝えるため、「異業種とコラボレーションする」というミッションのもとに進めたこの企画。
一輪の花を忘れられないものにするにはどうすれば良いか、しばらく頭を悩ませていた時に浮かんだのが、浅草の人力車でした。

きっかけを与えてくれたのは、私の大切で友人で、同じ秋田出身の阿部雅龍くん。※写真参照
彼は「夢を追う男」という職業を持ち、浅草で人力車夫として働きながら、「2017年大和雪原を経由した南極点単独徒歩到達」という夢に向かって毎年の極地トレーニングに励んでいます。
彼の人力車に乗せていただいたことがあまりに素敵な体験だったので、そこに文字通り花を添え、人力車とガーベラの両方を「忘れられない大切な思い出」にしたいと思ったのでした。
それに、やはり女性であれば(実は男性も⁉︎)、阿部くんのように素敵な男性からお花を贈られたらとっても嬉しいですもんね!

「夢を追う男」阿部雅龍

阿部くんが所属する浅草人力車「壱」の皆さんにご協力いただき、人力車に乗ったお客さまにガーベラの花束をプレゼントするイベントは、今年1月31日「愛妻(1・31=アイサイ)の日」に実施されました。
「壱」の皆さんは、事前に浜松ガーベラについて徹底的に学習。当日は生花を胸に挿し、一人ひとりに対して丁寧に浜松ガーベラの説明をしてくれました。
また、人力車の背面には生花を飾った広告を掲載。花束を持ったお客さまを乗せて浅草の町を駆け抜けていく様子は、外から見ていてもとてもインパクトの強いものでした。

浅草人力車×ガーベラ

今回一緒に取り組ませていただいたのは、全国のガーベラ生産量1/3のシェアを誇る大産地浜松市の中でも、日本一大規模な生産者組織「浜松PCガーベラ」さん。
現在、日本的な美を追求したオリジナル品種「和」ガーベラの開発を進めています。
実はガーベラの種苗はほとんどがオランダなどのヨーロッパで育成されているため、桜を思わせるような淡い色合いやモダンな形状のものがありませんでした。
また、日本独特の高温多湿な時期には育ちが悪かったりと栽培上の課題もあり、「日本らしいガーベラ」を生産するためにご尽力されているのです。

「和」ガーベラへの期待も併せた、和文化を感じさせる浅草人力車とのコラボレーション企画。
今回乗車されたお客さまには、人力車に乗る経験と一緒に、浜松ガーベラも「忘れられない思い出」として心に残るものとなったのではないでしょうか。

これからも、日本の花の美しさを多くの人に楽しんでもらいたいと願っています。