金谷さおりブログ きみのゆめ農園

Saori Kanaya Private Blog

マッハ

今が旬♪埼玉福興さんのたまねぎ「マッハ」

先日訪問した、埼玉県熊谷市にあるソーシャルファーム「埼玉福興株式会社」さん。
オリーブ栽培をはじめてから10年が経ち、近年は素晴らしいオリーブオイルを絞って「OLIVE JAPAN 2016 国際オリーブオイルコンテスト審査会」で金賞に輝いたことは前回の記事でもお伝えしたとおりです。

埼玉福興さんでは、オリーブのみならず、たまねぎや白菜を契約栽培で生産したり、ハウスで深谷ねぎの苗を栽培するなど、大規模な農業生産に取り組んでいます。
障害を持つ方々の就労を確保するために一から農業を始めましたが、農業技術の習得に当たっては地域の若手農家さんたちとのネットワークを育み、2代目3代目の農家さんたちと有機的につながりながら、安心して美味しく食べられる野菜の生産を実践してきました。

実は、福祉主体が農業をスタートする時の重要なポイントとして、「農業生産技術をいかに習得するか」は大きな課題。
そのため埼玉福興の新井さんは、地域の農家さんたちとの協力関係を築きながら、2007年農業生産法人化、2008年認定農業者の認定を受けるなど、農業生産事業の基盤を着実なものとしてきたのです。

そこで生産されているのは、生産に携わる多くの方々と、ともに歩む地域の方々との夢と愛情がつまった、付加価値のある野菜たち。
大手外食チェーン店さんとの契約栽培にも力を入れるなど、「売れる野菜」を生産するためにご尽力されてきました。

私が訪問した5月上旬は、まさにたまねぎの収穫で大忙しのシーズン。
埼玉福興さんの作業場では、収穫したばかりのたまねぎがたくさん集められ、選別→袋詰め→地域のスーパーマーケットへ納品、という一連の流れのなかで、皆様大忙しのご様子。
しかし、突然の訪問者である私に嫌な顔一つせず、大きな声で「こんにちは!」と気持ちの良いご挨拶をしてくださり、お土産に獲れたてのたまねぎまでくださったのでした。

「このたまねぎの品種は“マッハ”って言うんですよ」
「とっても甘いので、ぜひサラダで召し上がってください」
「葉の部分は捨ててしまうことが多いけど、実はすごく美味しいんですよ!」

生産に携わる皆様は、とっても自信満々に、自分たちのつくったたまねぎの説明をしてくださいました。
日ごろ愛情を込めて農作業をしているという気持ちの現われに他なりません。
プレゼント以上のプレゼント、ありがたくありがたく、いただいて帰りました。

大きな大きな3玉の「マッハ」を、一つはサラダと鉄板焼きに、一つはスープに、そして最後の一つはお友達へのおすそ分けに。
お気持ちを丸ごと、美味しく嬉しくいただきました。

写真は丸ごと調理したスープです。
ビックリするほど、深くてあま~い、笑顔の味がしました。
今が旬のたまねぎの、最も素敵な楽しみ方を教えていただいた気分です♪

マッハ